制作・提供 株式会社第一技研 大規模修繕統計ビューア / 修繕周期
SOURCE / 出典 このページの内容は、すべて国土交通省「長期修繕計画作成ガイドライン」(令和6年6月改定)の記載例の転記です。 原典の表を部位別に並べ直し、項目を数え上げるところまでを行っています。 当社が独自に調べたデータ、当社の分析・見解・将来予測は含みません
公表資料 / 修繕周期

マンションの修繕周期 部位別一覧 令和6年6月改定の長期修繕計画作成ガイドラインでは、修繕周期は幅で示されています(例:12〜15年)。様式第3-2号の記載例にある81項目を並べると、周期は20種類あり、最も多いのは12〜15年で 24項目(29.6%)。全体では5年から42年まで開きがあります。

最も多い周期
12〜15年

81項目中 24項目(29.6%)。

周期の種類
20

ひとつの周期に集中してはいません。

周期の範囲
5〜42年

鉄部塗装から避雷針設備まで。

掲載項目
82項目

5区分。うち周期の記載があるもの 81項目。

Note「12年周期」と書かれていないこと

原典の様式第3-2号は、工事区分ごとに 12〜15年 のようにで周期を示しています。単一の年数は書かれていません。数えると12〜15年が最多ですが、それでも81項目中24項目で、全体の29.6%です。残りは5年から42年まで散らばっています。

この表が何であって、何でないか

  • 原典は各欄に「(参考)」と明記しています。守るべき基準ではなく、計画を作るときの記載例です。
  • 原典は「マンションの仕様、立地条件等を考慮して設定します」とし、既存マンションでは調査・診断の結果に基づいて設定するとしています。この表の年数がそのまま個別の建物に当てはまるものではありません。
  • 当社はこの表に基づく推奨をしていません。実施時期は、建物ごとの劣化状況によって決まります。
  • 周期は工事区分ごとに違います。同じ部位でも「塗替」と「除去・塗装」では別の周期が示されています。

Table推定修繕工事項目ごとの修繕周期

原典の様式第3-2号「推定修繕工事項目、修繕周期等の設定内容」の記載例を、そのまま並べたものです。帯は周期の幅で、目盛の縦線は左から12年・24年・36年です。「工事区分」「修繕周期」「想定している修繕方法等」は原典でいずれも「(参考)」と付記されている欄です。

推定修繕工事項目/対象部位等工事区分修繕周期0 〜 42年想定している修繕方法等
Ⅰ 仮設
 1 仮設工事
①共通仮設仮設12〜15年
仮設事務所、資材置き場等
②直接仮設仮設12〜15年
枠組足場、養生シート等
Ⅱ 建物
 2 屋根防水
①屋上防水(保護)屋上、塔屋、ルーフバルコニー補修・修繕12〜15年
伸縮目地の打替え、保護コンクリート部分補修
①屋上防水(保護)屋上、塔屋、ルーフバルコニー撤去・新設24〜30年
下地処理、ウレタン塗膜防水通気緩衝工法
②屋上防水(露出)屋上、塔屋補修・修繕12〜15年
下地処理、保護塗装(トップコート塗り)
②屋上防水(露出)屋上、塔屋撤去・新設24〜30年
下地処理、改質アスファルト防水(撤去・新規防水)
③傾斜屋根屋根補修・修繕12〜15年
塗装・部分補修
③傾斜屋根屋根撤去・葺替24〜30年
既存屋根材を全面撤去の上、下地補修、葺替え(ガルバリウム鋼板等)
④庇・笠木等防水庇天端、笠木天端、パラペット天端・アゴ、架台天端等修繕12〜15年
高圧水洗の上、下地処理、ウレタン塗膜防水
 3 床防水
①バルコニー床防水バルコニーの床(側溝、幅木を含む)修繕12〜15年
高圧水洗の上、下地調整、ウレタン塗膜防水
②開放廊下・階段等床防水開放廊下・階段の床(側溝、幅木を含む)修繕12〜15年
高圧水洗の上、下地調整、ウレタン塗膜防水
 4 外壁塗装等
①躯体コンクリート補修外壁、屋根、床、手すり壁、軒天(上げ裏)、庇等(コンクリート、モルタル部分)補修12〜15年
ひび割れ・欠損・爆裂補修
②外壁塗装(雨掛かり部分)外壁、手すり壁等塗替12〜15年
高圧水洗の上、下地処理、アクリルシリコン樹脂塗材
②外壁塗装(雨掛かり部分)外壁、手すり壁等除去・塗装24〜30年
既存塗膜除去、アクリルシリコン樹脂塗材(撤去・新規防水)
③外壁塗装(非雨掛かり部分)外壁、手すり壁等塗替12〜15年
高圧水洗の上、下地処理、アクリルシリコン樹脂塗材
③外壁塗装(非雨掛かり部分)外壁、手すり壁等除去・塗装24〜30年
既塗膜除去、アクリルシリコン樹脂塗材(撤去・新規防水)
④軒天塗装開放廊下・階段、バルコニー等の軒天(上げ裏)部分塗替12〜15年
高圧水洗の上、下地処理、アクリルシリコン樹脂塗材
④軒天塗装開放廊下・階段、バルコニー等の軒天(上げ裏)部分除去・塗装24〜30年
既塗膜除去、アクリルシリコン樹脂塗材(撤去・新規防水)
⑤タイル張補修外壁・手すり壁等補修12〜15年
欠損・亀裂・浮部分補修、タイル面洗浄、磁器質タイル貼替え
⑥シーリング外壁目地、建具周り、スリーブ周り、部材接合部等打替12〜15年
コンクリートの打継ぎ目地、サッシ回り、タイル伸縮目地のコーキング打替え
 5 鉄部塗装等
①鉄部塗装(雨掛かり部分)(鋼製)開放廊下・階段、バルコニーの手すり塗替5〜7年
ケレン・錆止め・塗替
①鉄部塗装(雨掛かり部分)(鋼製)屋上フェンス、設備機器、立て樋・支持金物、架台、避難ハッチ、マンホール蓋、隔て板枠、物干金物等塗替5〜7年
ケレン・錆止め・塗替
①鉄部塗装(雨掛かり部分)屋外鉄骨階段、自転車置場、遊具、フェンス塗替5〜7年
ケレン・錆止め・塗替
②鉄部塗装(非雨掛かり部分)(鋼製)住戸玄関ドア塗替5〜7年
ケレン・錆止め・塗替
②鉄部塗装(非雨掛かり部分)(鋼製)共用部分ドア、メーターボックス扉、手すり、照明器具、設備機器、配電盤類、屋内消火栓箱等塗替5〜7年
ケレン・錆止め・塗替
③非鉄部塗装(アルミ製・ステンレス製等)サッシ、面格子、ドア、手すり、避難ハッチ、換気口等清掃12〜15年
清掃・養生
③非鉄部塗装(ボード、樹脂、木製等)隔て板・エアコンスリーブ・雨樋等塗替12〜15年
下地処理、塩化ビニル樹脂塗料塗装
 6 建具・金物等
①建具関係住戸玄関ドア、共用部分ドア、自動ドア点検・調整12〜15年
点検、補修
①建具関係住戸玄関ドア、共用部分ドア、自動ドア取替34〜38年
建具取替、スチール枠被せ
①建具関係窓サッシ、面格子、網戸、シャッター点検・調整12〜15年
点検、補修
①建具関係窓サッシ、面格子、網戸、シャッター取替34〜38年
建具(掃出しアルミサッシ、面格子)取替、アルミ枠被せ
②手すり開放廊下・階段、バルコニーの手すり、防風スクリーン取替34〜38年
防風スクリーンの取替
③屋外鉄骨階段屋外鉄骨階段補修12〜15年
点検、補修
③屋外鉄骨階段屋外鉄骨階段取替34〜38年
アルミ製トップレール取替
④金物類(集合郵便受等)集合郵便受、掲示板、宅配ロッカー等取替24〜28年
ステンレス製集合郵便受取替
④金物類(集合郵便受等)笠木、架台、マンホール蓋、階段ノンスリップ、避難ハッチ、タラップ、排水金物、室名札、立て樋・支持金物、隔て板、物干金物、スリーブキャップ等取替24〜28年
竪樋、ステンレス製避難ハッチ、隔て板、ポーチ門扉取替
④金物類(集合郵便受等)屋上フェンス等取替34〜38年
⑤金物類(メーターボックス扉等)メーターボックスの扉、パイプスペースの扉等取替34〜38年
スチール製扉取替
 7 共用内部
①共用内部管理事務室、集会室、内部廊下、内部階段等の壁、床、天井張替・塗替12〜15年
補修及び仕上材貼替等
①共用内部エントランスホール、エレベーターホールの壁、床、天井張替・塗替12〜15年
(壁)下地処理 砂壁状仕上塗材(床)大理石貼欠損・亀裂部分補修 (天井)下地処理、塗替
Ⅲ 設備
 8 給水設備
①給水管屋内共用給水管更生19〜23年
①給水管屋内共用給水管、屋外共用給水管取替30〜40年
②貯水槽受水槽補修・取替12〜16年
26~30年目に取替(同等品)
②貯水槽高置水槽補修・取替12〜16年
26~30年目に取替(同等品)
③給水ポンプ揚水ポンプ、加圧給水ポンプ、直結増圧ポンプ、弁類等補修5〜8年
分解整備
③給水ポンプ揚水ポンプ、加圧給水ポンプ、直結増圧ポンプ、弁類等取替14〜18年
取替(同等品)
 9 排水設備
①排水管屋内共用雑排水管更生19〜23年
①排水管屋内共用雑排水管、汚水管、雨水管取替30〜40年
②排水ポンプ排水ポンプ、弁類等補修5〜8年
②排水ポンプ排水ポンプ、弁類等取替14〜18年
取替(同等品)
 10 ガス設備
①ガス管屋外埋設部ガス管、屋内共用ガス管取替(更新)28〜32年
 11 空調・換気設備
①空調設備管理事務室、集会室等のエアコン取替13〜17年
取替(同等品)
②換気設備管理事務室、集会室、機械室、電気室等の換気扇、ダクト類、換気口、換気ガラリ取替13〜17年
取替(同等品)
 12 電灯設備等
①電灯設備共用廊下・エントランスホール等の照明器具、配線器具、非常照明、避難口・通路誘導灯、外灯等取替18〜22年
取替(同等品)
②配電盤類配電盤・プルボックス等取替28〜32年
取替(同等品)
③幹線設備引込開閉器、幹線(電灯、動力)等取替28〜32年
幹線ケーブル引替
④避雷針設備避雷突針・ポール・支持金物・導線・接地極等取替38〜42年
取替(同等品)
⑤自家発電設備発電設備取替28〜32年
 13 情報・通信設備
①電話設備電話配線盤(MDF)、中間端子盤(IDF)等取替28〜32年
取替(同等品)
②テレビ共聴設備アンテナ、増幅器、分配器等 ※同軸ケーブルを除く取替15〜20年
取替(同等品)
③インターネット設備住棟内ネットワーク取替28〜32年
設備交換
④インターホン設備等インターホン設備、オートロック設備、住宅情報盤、防犯設備、配線等取替15〜20年
取替(同等品)
 14 消防用設備
①屋内消火栓設備消火栓ポンプ、消火管、ホース類、屋内消火栓箱等取替23〜27年
取替(同等品)
②自動火災報知設備感知器、発信器、表示灯、音響装置、中継器、受信器等取替18〜22年
取替(同等品)
③連結送水管設備送水口、放水口、消火管、消火隊専用栓箱等取替23〜27年
取替(同等品)
 15 昇降機設備
①昇降機カゴ内装、扉、三方枠等補修12〜15年
(かご内装・枠・扉)下地処理 化粧樹脂フィルム貼り
①昇降機全構成機器取替26〜30年
制御リニューアル(モーター、制御盤他取替)
 16 立体駐車場設備
①自走式駐車場プレハブ造(鉄骨造+ALC)補修8〜12年
床面補修、鉄部塗装
①自走式駐車場プレハブ造(鉄骨造+ALC)建替28〜32年
②機械式駐車場二段方式、多段方式(昇降式、横行昇降式、ピット式)垂直循環方式等補修5年
補修(部品取替)
②機械式駐車場二段方式、多段方式(昇降式、横行昇降式、ピット式)垂直循環方式等取替18〜22年
装置入替リニューアル
Ⅳ 外構・その他
 17 外構・附属施設
①外構平面駐車場、車路・歩道等の舗装、側溝、排水溝、擁壁等補修24〜28年
インターロッキング、アスファルト舗装
①外構囲障(塀、フェンス等)、サイン(案内板)、遊具、ベンチ等取替24〜28年
塗装補修 及び 取替(同等品)
①外構埋設排水管、排水桝等 ※埋設給水管を除く取替24〜28年
②附属施設自転車置場、ゴミ集積所取替24〜28年
②附属施設植樹整備24〜28年
 18 調査・診断、設計、工事監理等費用
①点検・調査・診断大規模修繕工事の実施前に行う点検・調査・診断10〜12年
②設計、コンサルタント計画修繕工事の設計(基本設計・実施設計)・コンサルタント12〜15年
③工事監理計画修繕工事の工事監理12〜15年
④臨時点検(被災時)建物、設備、外構
 19 長期修繕計画作成費用
①見直し長期修繕計画の見直しのための点検・調査・診断/長期修繕計画の見直し5年
Ⅵ 専有部分工事項目
 専有部分配管
①専有部分配管専有部分給水管、専有部分雑排水管、専有部分汚水管取替28〜32年
共用給排水管の取替と同時に実施

出典:国土交通省「長期修繕計画作成ガイドライン」様式第3-2号 記載例(令和6年6月改定)。PDF p122〜p125(紙面 -111- 〜 -114-)。原典PDF。取得日 2026-09-15。「-」は原典に記載のない欄です。Ⅴ性能向上工事項目・Ⅶ諸経費等は原典で周期が空欄のため載せていません。対象部位等の「/」は、原典でセルが複数行に分かれている箇所の区切りで、原典の文字ではありません。

Count周期ごとの項目数

上の表を周期の表記ごとに数えたものです。20種類に分かれています。

修繕周期項目数割合
12〜15年2429.6%
28〜32年89.9%
24〜28年78.6%
24〜30年67.4%
34〜38年67.4%
5〜7年56.2%
18〜22年33.7%
12〜16年22.5%
13〜17年22.5%
14〜18年22.5%
15〜20年22.5%
19〜23年22.5%
23〜27年22.5%
30〜40年22.5%
5〜8年22.5%
5年22.5%
10〜12年11.2%
26〜30年11.2%
38〜42年11.2%
8〜12年11.2%

母数は周期の記載がある 81項目です。割合は小数第1位まで。出典は上の表と同じ。

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出典:大規模修繕統計ビューア(株式会社第一技研)https://dai1giken.co.jp/shuzen-stats/cycle/ 2026-09-15取得。原データは総務省・国土交通省の公表統計(e-Stat)。

機械可読な全数値は basis.json、サイト全体の案内は llms.txt にあります。

Tool / 自分のマンションで試す 修繕積立金と工事費を並べる 戸数と積立の条件を入れると、入力した積立額と、実態調査の分布に戸数を掛けた額とを並べて表示します。見積でも、必要額の算定でも、助言でもありません 全国の統計へ 大規模修繕統計ビューア 工事費指数・戸あたり工事金額・修繕周期・積立金は全国共通です 制作・提供 株式会社第一技研 マンション・ビルの外装大規模修繕 dai1giken.co.jp

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